おかねにならない副業をはじめようと思った。ぼくは作家になりたいと思っている。現状ぼくは勤めびとであるため、毎週土曜の午後3時間程度を執筆にあてようと決心した。足利市内の某カフェを作業場所にしようと思っていたのだが、今月はじめの連休中に行ったのみで、その後一度も行けていない。今はなぜか自転車屋さんの待ち時間にスマホからこの記事を書いている。
一昨日アマゾンでワープロを注文した。カフェなどでの執筆の際になにか道具がほしかったのである。ぼくは以前からワープロにあこがれていた。昨今であればキングジムのポメラなどが丁度よさそうで、ポメラを購入しようかと思っていたのだが、ワープロがまだまだネットで出回っているのを見て、この際あこがれていたワープロを買おうと決めた。シャープの書院のコンパクトモデルである。ワープロが届くなり、ぼくはそれで大作を書こう。届かなくても大作を書こう。
ぼくは作家の精子である。作家の卵と書こうとしたのだが、ぼくは卵を産まないのだ。せいぜい作家の精子である。まぁ、肩書きにこだわっているわけではない。書きものをする生活がしたいという、ただそれだけのことである。店長はまだお昼を食べているようだ。