7月も終わりだね

いつのまにか
7月も終わりだね

今日は7月31日

くもりと雨が多かった
7月も終わり
衝動買いで貯金を切り崩した
7月も終わり
髪を一度も切らなかった
7月も終わり
よくビールを呑んだ
7月も終わり
部屋の虫がふえた
7月も終わり
ひとを好きになることに自信が持てなかった
7月も終わり
ギターを弾き続けた
7月も終わり
あまり詩を書かなかった
7月も終わり


7月最後の朝
窓をあけて
椅子に座り
紫色の空をながめている
旅をしていたら
いい朝だと思うだろう
旅をしていたら
いい朝だと思うだろう

会社の仕事よ

はじめに言っておくが
おれはおまえがダイキライだ
おれが好きなのは
自転車とギターと美少女だ
覚えておけ
会社の仕事よ

おまえはおれから
時間ばかり奪っていくね
おれはおまえのために
ギターを弾く時間を削り
クリーニング店に規則正しく
ワイシャツを出しに行くことを
がまんしている
おまえがおれに残すものは
シェイプアップされたサラリーだけだ

おまえはおれのやりたいことは
なかなかさせてくれない
役に立つのかわからないが
今日なんとか金に換えられる
そんなめんどうなことばかり
おれにさせるのだ
キラキラキャリアアップなど
おまえに関わっているかぎり
おれには縁がない

おまえはおれを暗くする
おれの表情を曇らせ
おれの姿勢をひんまげる
おまえがおれに与える
未来とはどんなものだ
機械ですら関心を示さないような
変化に乏しい
人間的欲望を骨抜きにしたような
未来だ
なにが喜ばしいのか
おまえはきちんとおれに示さない
おまえはなにも言わないのだ
おまえはおまえ自身が恵みであると
おれに言っているのだろうか

悪いが
いや悪くもないと思うが
おれはおまえのために
生きようとは思えない
おれにはおまえが重い荷としか
思えない
おまえを背負いつづけたすえに
おれはどんな景色を見るのだろう
平凡な日曜の里山の景色でも
見るのだろう
その景色は
おれがおまえと関わったことで
すこしは違って見えるのだろうか
おれは過ぎ去った時間を思って
いらだつだろうか
それともおまえのことは
もう汗とともに風に託してしまって
さっぱりとした顔をしているだろうか

やりたいことはなにもない

洗濯機がうなる
彼とは話があわない
冷蔵庫はだまっている
いつかわたしを陥れるために

時間が足りないと
思っていたら
特別やりたいことも
なかった

やりたいことのほとんどは
ちいさな泡となってはじけた
わたしはやりたいと思ったことに
ひととおり手をつけたはずだが
いつのまにか
わたしの手元には
なにもなくなっていた
妄想さえも飛び立ったあとだった

これから死ぬまでのことを
考えることはわたしにとっては
無益で
考えても死にたくなるだけなのだ

わたしは他人の想像を裏切り
わたしはわたしの想像を裏切る
それでよいのだ
生きるとはそういうことなのだ

やりたいことはなにもない
梅雨もじきに終わるだろう

Life is too long

雨が降っているようだ。夜で、暑くなったので窓を開けている。静かでよい。

早起きするつもりだったが、起きたのは8時半すぎだった。スパゲティを茹で、朝ごはんとし、のんびりしていた。雨が降る気配がなかったので、出かけたくなり、昼前に少しばかり自転車のトレーニングに出た。

お昼に戻り、レトルトカレーを温めていたところで、会社の先輩がぼくがあげる予定だったBMXを取りに来たので、自転車を渡した。

昼ごはんを食べて本を読んだところで、再び自転車に乗った。富田から根古屋森林公園へ向かういつもの練習コースだ。先日郡山に行って以来、ロードレーサーに乗っていなかったので、体が感覚を取り戻すまでしばらくかかった。

森林公園でぼんやりした。久しぶりのライドでつかれたのかもしれない。水道で水を汲んで街中へ戻った。16時ごろ帰宅したが、雨のことを考えると早めでよかったのかもしれない。

部屋のそうじをしたかったのだが、17時ごろ横になった瞬間にすっかり寝てしまい、20時すぎにやっと起きれた。外食するにも遅いと思い、傘をさしてコンビニへ。

今は22時を回り、紅茶を呑んでいる。3連休で、特別用事もないとはめずらしい感じだ。来週はレースなので、3日間みっちりトレーニングをしようと思っていたが、天気予報を見たら明日から1週間雨マークがつきっぱなしだ。実際が曇りなら出かけるが、遠出は難しいだろう。

発作的に注文したMacBook Airが水曜日に届くみたいだ。また腰を据えてプログラミングをやってみようと思う。