春、そして

髪が伸びた
切らねばなるまい
切りたくないが

ウイスキーの瓶を買ってきた
飲もう飲もう飲もう
まだ飲んでないよ

たばこをやめていたがまた吸った
吸ってもどうということは
なかった

あなたのことがわからない
のは
ぼくがぼくのことをわかってないから

他人がどうあろうと
自分の道は自分で決めるものだ
そうだきっと

あ、2階から音楽がきこえる
どうぞどうぞ
うるさくしてください
ぼくの下手なギターがいつも
筒抜けだろうから

春、そしてぼくは
好きなことを口にして暮らすだろう
春、そしてぼくは
きみを忘れるだろう
春、そしてぼくは
ひとり泣くだろう

なまぬるい天国に行くより
真っ赤な地獄に行ってみたい

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