きみは消えたみたいだ
すくなくとも
ぼくの目には
朝
台所に
あかりがさす
ぼくは
きみのことを
かんがえてしまった
太陽はきみよりも
おおきなそんざいでは
ないのか
で
もうすっかり
わからないのだけど
なにをあてにして
ひび
すごせばよいのやら
そんなわけで
ぼくはさけをのみながら
バイクの検索ばかりしている
きみに言うことは
特別持ち合わせてはいない
ぼくはこれまで
正直にも
つまらないことを言いすぎた
ぼくはきみのことが
好きでしかなかった
そんな関係があるものだろうか
どうしようもないひびを
みつめるべきなのだ
ぼくは
ちょっとなまぐさい
うみのにおいをかんじていた