ギターを弾く暇もなく

土曜日は4時に起床し、15分後には夜も暗いなか自転車にまたがった。横浜は菊名を目指す。いつも南下するときのように利根大堰で利根川を渡り、武蔵水路沿いに進んだ。その後荒川サイクリングロードにのっかる。朝日がまぶしかった。入間川との合流地点では迷わず済んだが、その後治水橋を過ぎて東側を走っていたら河川敷の道路が消失し、道に少し迷った。

結局一般道を走って国道463の羽根倉橋を渡って朝霞市に入り、あれこれ迷った挙句にやっと環八に入れた。環八は走りやすいとはお世話にも言えないが、天気のよい街中を駆けてゆくのはそれなりに気持ちよかった。時折渋滞してあまりペースは弾まなかった。

多摩川も近くなり、瀬田の交差点を曲がらずスルーしたあと、野毛公園のわきを通って多摩川に出て、田園調布エリアを少しばかりなめてから丸子橋を渡った。

綱島街道を一生懸命漕いだが、疲れで足がきしんだ。なんとか菊名駅に着いたのが11時20分。その後ほどなくして目的地にたどり着き、わたしはそこで乗ってきたピストバイクをひとにgiveした。

お茶をいただいて息を吹き返したわたしは、ヘルメットを片手に持って駅に戻り、市ヶ谷へ向かった。

なんとか10分程度の遅刻で大学の英文学会に出席し、懇親会を含めると20時まで大学に滞在した。

なんとか自宅に戻ってきたのは23時も過ぎたころで、シャワーを浴びて床についた。

本日は、サイクリングクラブの走行会で60キロ程度山を中心に走り込み、走り終えてから自転車店で座ったまま時間が過ぎた。

時間がないなどと思うが自分のせいである。愚かである。わたしはギターを弾くのをあきらめて本を読んだ。この日記にも意味があるのかはわからない。

時間が過ぎていく。人間は有意義病である。

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