朝早く起きた
朝早く起きても
さあなにかしよう
という気にならない
朝ごはん食べとこう
パンを焼く
コーヒーを淹れる
昨夜はもうどうでもよくなって
ひどく眠くなってしまって
寝たんだっけなあ
会社に行き続けても
死ぬことはないと
思ってきたけれど
もしかしたら
死ぬかもしれない
誰とも話したくないと
思う時がある
誰もわたしの頭に
浮かんでこないでくれと
思う時がある
わたしはわたしだけの
判断がしたいのだ
わたしは欲の塊だけれど
この世になにか望むことも
これからこの世でしたいことも
特にないような気がしてしまう
もう充分なのではないか
そんな気がしてしまう
わたしはひとり座っている
わたしと同じくらいひとりなひとは
わたしと同じくらいひとりだから
わたしには会ってくれないだろう
わたしはよく休むひとだけれど
休み足りない気もしている
5年くらい休みたいのだ
世の中
どうでもよいことが多すぎる
生きることに集中できないではないか
世の中
どうでもよいことが多すぎる
なにもしたくないなあ
頭のなかの
わたしの口ぐせ
聞いてくれるひとはいないから
たぶんわたしは
聞いてくれるひとを
好きになってしまうだろう
だからこのままでいいのだと思う
ひとを好きになるのなら
わたしに得があっては
むしろよくないのだ
わたしは孤高のあなたを愛したい