史上最長のGW日記#2

福生にある母親宅に泊まっている。今日という日もまもなく終わる。

朝はまたもさっぱり起きられず、11時30分ごろ目覚める。出かけなくては。泊まりの支度を急いで済ませ、歯を磨きひげをそる。明日は少しマジメなカッコをしなくてはいけないので、ズボンとシャツをカバンに押し込んでおく。13時の電車に間に合うよう家を出る。

電車はGW効果でいつもより混んでいる印象。太陽がまぶしい。昨夜遅くまで飲んでいたために、体調はイマイチだ。久喜までうつむいて過ごす。JRはやはりそれなりに人が乗っていて、端くれで突っ立っていた。本を読むほど元気がなく、イヤフォンで音楽をきいていた。

新宿で乗り換える。トイレに行きたい気がするが、乗り継ぎをスムーズにしたいのでそのまま来た電車に乗った。立川まではわりとすぐだ。青梅線に乗り換えてしばらく走る。まだ青梅線の駅を覚えていないのですこし遠く感じる。

福生駅着。15時40分。朝からなにも食べていないので、エキナカの喫茶店に寄り、サンドイッチに食らいつく。そもそも早く来たのは、ギターを探すためだった。スマホで近くの楽器店を検索する。

楽器店へ。ゆるい上り坂の中腹にあるお店だった。中が狭そうで薄暗く、1度目はスルーして米軍基地のほうに向かった。ギター屋をもう1軒見かけたが、こっちはエレキメインっぽかったので、やはり1軒目のお店に行くことにする。少し回り道をしながら戻っていく。

お店に入ると男性2人が座ってギターを弾いており、ぼくはそれ以上進めなくなった。足場もギターケースとかで埋まっている。しばらく目を丸くして立っていた。奥のほうの人が店主らしく、声をかけてくれた。ぼくはクラシックギターはありませんかと尋ねた。中古でいいのかいと聞かれたので、中古でよいですと答えた。

奥から店主が年季の入ったクラシックギターを持ってきてくれた。試しに抱えてみる。ネックがフォークギターに比べるとだいぶ太いが、ボディーのサイズ感はいい感じだ。弦が一部張ってなかったり、弦高の調整が必要だったりしたので、しばらく待っていた。ちなみにぼくはクラシックをやるつもりがあるわけではなく、ポップスとかの伴奏がしたいだけなので、弦高は落としてもらった。カポタストは持参したバネ式のものがなんとか使えそうだ。

中古のハードケースも合わせて見つけてもらい、思ったよりだいぶ安く済んだ。ケースを引っさげて店を出る。その後駅の南側で母親にばったり遭遇した。そのまま一緒に酒屋に行き、ビールとウイスキーを買った。

18時ごろ母の住むマンションに着き、さっそくポロポロとギターを弾く。今持っているモリスのフォークギターより弾きやすいかもしれない。サウンドのまろやかさも申し分ない。いい買い物をしたと思う。

夕飯はすき焼き風鍋をつつきながら酒を飲んだ。昨夜も飲んでいたのだが。まあよいだろう。明日も飲む予定だ。明後日も飲む予定だ。

明日は子ども会の用事で溝ノ口に行かねばならない。本を読んで寝よう。

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