Helpless Man

コーヒーを呑んでいたら23時30分になっていた。今から3時間30分勉強をしたとすると、夜中の3時になってしまうが、そこまでしたら翌朝起きられないだろう。

22時過ぎまで映画「カンフーハッスル」を観ていた。とてもよかった。プロットはシンプルだが、肝心なところを押さえているならばシンプルでもグッドだ。子ども心をくすぐるなにかがこの映画にはあると思うが、そもそも子ども心というものは子どもに限定されるものなのかということを疑問に思った。監督・主演のスティーヴン・チャウはぱっとしない青年役を演じるが、この映画の撮影時に、彼は青年と呼べる年齢ではもうなかったはずだ。

話はぼくのことに戻るが、昨夜は珍しく父親が足利まで来て、一緒に夕飯を食べたあと、父は帰路につき、ぼくはバーに居座って飲み続け、結局帰宅したのは3時ごろだ。

今日はまったく起きる気がせず、起きたのは15時だ。16時から17時まで罪滅ぼしに自転車に乗った。その後喫茶店に行き軽く夕飯を食べ、DVD3本を借りて戻ってきた。それで「カンフーハッスル」を見ていたというわけだ。昨夜バーでコーヒーを頼んだら、電動のコーヒーミルが動かず、コーヒーを飲めなかったので、今日は風呂上りに自分で豆を挽いて淹れた。

2週連続の土曜出勤はさすがにこたえたみたいだ。こたえたみたいだというより、いやだったというのが正確かもしれないが。来る水曜日はお休みなので、そこで休みたい。休みたいというか自転車に乗りたい。

むなしい気持ちになるときがある。ほぼ毎日だ。昨日より今日はよくなるものだろうか。昨日より今日はひどくなるものだろうか。今日は昨日と同じだろうか。クオリティーオブライフ。人生のクオリティーってなんだ。

明日への不安。明日へのわくわくより明日への不安のほうが大きい。うーん、そんなに不安になることがあるのかな。ただぼんやりとした不安、というやつ?根拠のないわくわくに懸けてみたい。

相変わらず夜は寒いけれど、だんだん暖かくなるだろうから、ぼくのノーエアコンライフも苦しい時期を終えるだろう。会社の同僚が来月で会社を leaveすると人づてに聞いた。あれこれ話をしていただけに、すこしさみしくなるが、ぼくはぼくで、ぼくのペースで生きていきたいと思う。人にはそれぞれ、「やめどき」というのがあるのだと思う。

なにも本音を言いたくないという本音。「だれにもわかってもらえない」というぼやき。コミュニケーション不足?ぼくは脇役。ぼくは脇役。いやむしろ舞台上にすらいない。でも観客ではない。ぼくは外でなにもしないやつ、そんなやつ。

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