On the edge

佐野のファミレスJにいる。時刻はまもなく21時。いちにちは短い。

昨日は疲れていたので、自宅でお酒を呑んでだらけたあと、そのまま寝てしまった。

今日の昼間の体調はまずまずだったが、ここへきて頭が重い。風邪やインフルエンザが流行しており、自分がかからないともかぎらない。冬は生きるだけでも大変だ。

なぜ佐野にいるのだろう。なにかいいものを食べて体力をつけようと思ったのだろう。ねむい。明日仕事か。信じられない。信じたくない。明日の自分が別人になっていたら信じよう。

生きるってなんだろう。とこのように思うときは大して生きる気がないときだ。いつから人類は生きるということを特別視するようになったのだろうか。今世。来世。前世。生きるも生きないも、究極的には同一なのだ。有るか無いかは、ともに有る、そしてともに無い。生きるということはただ、生きているふりをしているということなのだ。生まれるふり。死ぬふり。本当はぼくらはずっと生きている。本当はぼくらはずっと死んでいる。

「ねぇ、見えない愛ってあるの?それってどんな感じ?」

呑むべきか呑まぬべきか、読むべきか読まぬべきか、愛すべきか愛さぬべきか。

「きみはべきで生きられるの?きみは生きるべきなの?」

Laissez moi tranquille. ぼくは考えているふりをしているだけ。生きがい?たまたま生き続けているだけさ。欲望?あるけどない。ただ、ただ、なるべく全力を尽くすだけ。あなたが振り向くかどうかとか、関係ない。振り向きたかったら振り向いたらいい。

偶然に賭けている、かもしれない。だから平気で回り道を通ろう。うっかり幸運に遭遇するかもしれない。なにを探しているのだろう。やっぱり、感動、なのかな。

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