Ashikaga avant-garde
髪になにがやどっていたのかもはや思い出せないくらいにかりこまれたわたしの頭
食に飢えており性に飢えており挑戦と痛みに飢えている秋その夜
たとえひとをすきになったのだとしても そのすきがどうにもならないことをしっているなら あえてなにもしないというのもまた いつわりのない表現ではなかろうか