いよいよ
夕方から本降りとなった
つめたい雨が
わたしの感情さえも
ことごとくあらいながして
くれたなら
いつかわたしの感情も
それがもはやなにごとも
あらわしえない
粒子へと還元されるだろう
いよいよ夕方から
本降りとなった
つめたい雨が
わたしの感情さえも
ことごとく
あらいながしてくれる日が
いつかやってくるだろう
そのときにはもう
わたしの感情は
なにごとも
あらわしえないだろう
いよいよ
夕方から本降りとなった
つめたい雨が
わたしの感情さえも
ことごとくあらいながして
くれたなら
いつかわたしの感情も
それがもはやなにごとも
あらわしえない
粒子へと還元されるだろう
いよいよ夕方から
本降りとなった
つめたい雨が
わたしの感情さえも
ことごとく
あらいながしてくれる日が
いつかやってくるだろう
そのときにはもう
わたしの感情は
なにごとも
あらわしえないだろう
わたしにとってのあなたは
あなたについてのわたしの妄想で
編みあげられていて
あなたにとってのあなたと
かさなりあうことはないだろう
そしてわたしは
あなたにとってのあなたを
おいもとめているつもりでいて
一生懸命あなたについての妄想を
編んでしまうのである
明日で世界がおわろうとも
今夜はバイクにのらねばならない
世界をおわらせたがっているひとたちは
わかってないが
時間がなにかをわかっているひとたちに
とっては
今日で世界がおわろうが
明日で世界がおわろうが
どっちでもよいことなのだ
かわるべきは
他人でなく
世間でなく
思い上がりの
自分である
波にあらわれる巌たれ!
なぜかあやまりを感じると書く
もはや自分には
感謝というものが罪の意識の表明でも
あるかのようにおもわれ
きえそうにない自分の落ち度ばかりが
思いおこされる