わたしは
あほうのように
いちにちの
さんぶんのにくらいを
ねどこで
うだうだとすごした
それからなんとか
おきてへやのそうじをし
しゃわあをあび
つくえにすわった
なにかすることが
あるのだろうか
わたしはよみかけの
ほんをひらいた
わたしは
あほうのように
いちにちの
さんぶんのにくらいを
ねどこで
うだうだとすごした
それからなんとか
おきてへやのそうじをし
しゃわあをあび
つくえにすわった
なにかすることが
あるのだろうか
わたしはよみかけの
ほんをひらいた
たまには
たばこがすいたくなり
ぼくは2キロあるいて
かわべの
はいざらのあるじはんきへ
いった
ひとけもまばらな
じはんきのそばで
かわのむこうの
こうそうまんしょん
をながめながら
いつかったのかも
わすれたはこの
たばこをすった
もしあしたしぬ
ということが
わかっていたら
ぼくはあしたの
よていをくむだろう
そんなよてい
いるのかな
今日もギターを弾けないだろうと
思っていた
仕事がいつも大いばりだ
ぼくのちいさなエレキギターは
すこし背を丸めている
捨てられた宝でもひろいあげるように
ぼくはかみの情けでじかんをひろい
30分だけギターを弾くことができた
この孤独を
つたえるひともいない
ただおれだけがいる
これから仕事のえさになる
おれだけがいる
将来のことなど
考えるから
絶望するのだよ
海をながめるようにして
過去をながめなさい
残業
残業
残業
がみっか続き
いよいよ気分も
ふさぐ
満月ほどには笑えない
ひとりの人間は
ひとりの人間を尊重できるのに
会社はひとりの人間さえ
尊重することができない
つかれることに
つかれている
火曜日
12月
29歳
甘食
牛乳
ギター
広告メール
ぼくは目の前のおだやかさを
つかめないでいる