うるわしい名前の鎮痛剤

色あせたタイムラインを手繰りながら
最後のアールグレイを呑んでいるかもしれない

そしてどうすることもできず
オナニーで気を紛らわせようと
するかもしれない

灰色の朝日が昇る
もうたばこはない

きみはぼんやり音楽をきく
きみの気分にふさわしい音楽はない
きみは歯をみがきひげをそり髪をとかす

「人生なんて
まじでどうでもよかったのに
今日のおれは
やけに真剣じゃないか」

この世にいるおれに
これ以上求めても無駄だ

灰色の朝日
世界を競売にかけてしまえ

“大作家よ
なぜ私に私を破壊させようとするのか
私は
そんなにも
あなたにとってちっぽけな存在か”

そう、雨が

ぽつぽつぽつぽつ
ぽつぽつぽつぽつ

すきすきすきすき
きすきすきすきす

花のない生活に花のある生活

わたしなんて
わたしなんて
わたしなんて
Every WATASHI says so.

Don Don Bun

I have only four cigarettes
My back aches a little

The wind blows so hard today

なべ洗わなきゃ

ギターもほしいし自転車もほしい
家はいらない
彼女はほしい

Wanna drink!
Wanna hundreds of day off

毎日今日あったことを忘れたい
覚えていたいと思えることなんて
1年に1回あるかないかってとこ

ぼくはバーに行こうとしている
おひとりさま
おつかれさま
It’s cold tonight

連休に入ったとさ
これはワナの一環かもしれない
いつもどおりを忘れずにいこう
私にはいつもやることがある

Don don bun

存在しているのも骨が折れる
白いちいさなドイツ語の辞書

夜が更けていく
思いつめて
思いつめられる

誰かに好きだと思われるためには
誰かを好きにならなくてはいけないのだろうか

風が私をしかりつける
いつか私はおまえの前に
散ろう

史上最長のGW日記#4

昨夜書くはずの日記が今日になってしまった。昼からサケを呑んでいたために、夕方帰ってきたらすぐ寝てしまったのだった。

というわけで昨日のことども。8時前に父親宅で目覚める。起きたら朝食が用意されていた。スパゲティを食べる。お茶を飲む。コーヒーを飲む。歯を磨きひげをそる。シャワーを浴びる。

窓の外を見ながらギターを弾く。ギターの型番をネットで検索すると、かなり古いモデルのようだ。1970年ごろのもので、当時の定価が2万円とのこと。クラシックギター自体もクラシックというわけだ。

窓の外を見ながらiPadで本を読む。昼になる。支度をする。父親とともに部屋を出る。父親と別れる。ぼくは川崎へ。

友達との待ち合わせは14時だが、13時には川崎に着いた。本屋でも行こうかとショッピングモールへ向かう。ギター(のケース)がかなり重く、かさばる。やっとの思いで本屋に入り、あれこれ物色する。面白そうな本はいくつかあったが、買おうとまで思わなかったので、そのまま退散。喫煙所を探してさまよう。

なんとか一服しているうちに、いい時間になったので、改札へ。けっこう安いらしい飲み屋へ行く。店に入ったのは14時30分くらいか。ついこの間まで同じ職場にいた友達なので、主にはぼくの職場についてのアンチコメントが飛び交ったのだった。

17時ごろ解散した。電車で久喜へ向かうが、立っているとふらついた。どこかの駅で座ることができたので、ギターケースと傘を膝に挟んだまま意識が飛んだ。新白岡で意識が戻ってきたので乗り換えには間に合った。

足利市駅まで行ってタクシーに乗ってもよかったのだが、雨が小降りのようだったので、福居駅で降りた。荷物の多さと足の不調でだいぶ歩みはのろくなってしまったが、20時には自宅に戻った。念のためギターをケースから出して、深夜まで横になろうと思ったら、そのまま翌日のお昼までワープしてしまった。