本棚の写真をアップしようとしたら通信状況のせいか挫折していた。
読書は健康によいというニュース、AIがそのように結論したらしいが、そのニュースが流れ、会社で「荒木くんは健康だね」と何度か言われた。
わたしはこのごろ睡眠時間を削って本を読んでいるが、べつにそれでもかまわないということだろうか。いや、わたしはわたし自身が健康であるとはあまり思っていない。本を読んでいるから健康だなんてまっぴらである。
空き時間に狂ったように自転車や自転車のアクセサリー類のカタログをむさぼっている。大幅に納期が遅れているとはいえ、1台オーダーで頼んでいる身分である。浮気はいけないと思うのだが、サイクリング車が欲しくなってしまう。ばかである。
スマホをやめようかなと思っている。基本料金が高いこともあるが、スマホだとついついネットやSNSで他人の動向を気にしてしまうのだ。そんなものを気にする必要は全くない。わたしはわたしの好きなひとからのいくつかのメッセージを胸にちいさくたたんでしまっでおけばそれで良いような気がしている。こうしてさくさくと日記が書けるのも果たして良いことなのかはわからない。
おそらく、スマホでなくてもかまわないのだが、わたしはわたしの大事なものを捨てたいのだと思う。だからわたしは先日自転車を1台手放した。もう1台持っているが、これを手放すとスポーツ車がなくなってしまうので、情けなくも今手放すことを躊躇している。だが手放してしまってもよいのだと思う。わたしは自転車を手放してしまったら死ぬんじゃないかと思っているほどだが、べつに死にはしないだろうと考えを修正している。もちろん、手放さなければ手放したあとの気持ちはわからない。
身軽に生きたい。それはアタマについてもだ。しかしアタマを軽くするのはいちばんむずかしいのである。